文章院って何ぞや
文章院は大学寮内にある紀伝道の区画。中には講堂と曹がある。
様々な試験を突破してきたとりわけ賢い奴らが集う場所で、プライド高めのやべーやつが多い。
用語解説
紀伝道 :道とは学科のこと。漢詩文と歴史を学ぶ超人気コースの割に枠が少ないため競争率が高く入試も多い。
都堂院 :講義を行う堂。
東曹・西曹:都堂院を挟んで東西にあり、文章院の面々はここに寝泊まりする。通いの奴もいる。
氏族によって大体以下のように曹が決まっている。
大江氏
三善氏
紀氏
藤原南家
藤原式家(蔵下麻呂流)
藤原北家(魚名流)
高階氏
都氏
三統氏
小野氏
東曹
西曹
菅原氏
橘氏
藤原式家(清成流)
藤原北家(日野流)
平氏
滋野氏
善滋氏
菅野氏
島田氏
文章院のルール
●同じ曹の中で師弟関係を結ぶ
●策問を出題するのは反対の曹に属している文章博士(いない場合は指名)
文章院の日常サイクル
「旬試」が十日に一回やって来て、試験の後一日休み(旬暇)。
この繰り返しで学習は進む(5月と9月にも旬暇とは別に休みがある)。単純計算で休みは月3日。
文章院における試験
「大学寮」が出す「寮試」に及第すると「擬文章生」になれる。20名。
「式部省」が出す「省試」に及第すると「文章生」になれる。20名。
「式部省」が出す「得業生試(省試)」に及第すると「得業生」になれる。2名。
得業生になってから3~7年経つと「文章博士」が出す「策問」に「対策」する機会が訪れ、及第すると官職への道が開かれてやがては文章博士になれる。文章博士は2名。策問(方略試)はガチ難でどんだけ頭良い人も中の上が精一杯。
試験のことを「課試」と言い、10日ごとの通常試験を「旬試」、学年末試験を「年終試」、卒業試験を「応挙試」と言う。
「楽しい文章院」はこんな場所を舞台にわちゃわちゃやる感じのあれそれです。
本は大量に買ったけど読む時間とやる気の関係で間違いとか浅いとことか勘違いとか色々あるけど許してね!